木地は本黄楊(薩摩黄楊)でほとんどの駒が板目ですが、杢の駒もあります。一平の清安書は数が少なく、少し希少価値があります。
一平は二代に渡って機械彫りの駒を製作することなく、手彫りの駒を安価に提供し続けてきました。安い理由としては
・安い木地を使用している。
・磨きと面取りをしていない。
の二つが挙げられます。
木地にシャム黄楊または薩摩黄楊を多く使用しています。最近では御蔵島黄楊と薩摩黄楊はほぼ同格となっていますが、昔は薩摩黄楊は格下扱いで特に板目の木地は安かったのです。
一平の御蔵島黄楊の彫駒の作品も数は少ないですがあります。ただ、メルカリで御蔵島黄楊と説明文に書いてあっても、間違いなく御蔵島黄楊だと思った駒はかなり少なく、ほとんどがシャム黄楊です。
彫りのある部分は漆を入れてからの研ぎ出しの時にサンドペーパーで磨かれていますが、剣先、側面、駒尻の磨きや面取りは省かれていて手触りが良くないので磨いています。
彫りのある部分は削ると、始筆、払い、はねの先端が丸くなったり、線が細くなったりするので、サンドペーパーは製作時に跳ねて付着した漆を落とすぐらいでなるべく使わず、乾拭きだけにしています。
鋭さを感じさせる駒が好きなので面取りは浅めです。
初代か二代目かは断言できません。ちなみに駒師の方でも「いちひら」と書いているのを見かけますが「いっぺい」です。
木地から出た油分がシミになっている駒が多数あるように見えますが、板目の木目または杢です。シミや目立つ汚れはありません。杢が多い駒を写真に撮りました。(画像11)
飴色になってきて、駒によっては透明感も出てきています。画像12は色の濃さにずいぶん差があるように見えますが、飴色になっていて光の反射による輝きが普通の駒とは違うからです。光の当たる角度を変えて比較しました。(画像13、14)
5つ前に出品した山上作錦旗の説明もご覧ください。普通のシャム黄楊は全く反射しません。
目立つ残念な点はありませんので、細かいところを挙げますと、歩の払いの漆が欠けています。(画像15)
香の先端まで漆が入っていません。(画像16)
中古ですが撮影で使用した平箱で発送いたします。
撮影で使用した将棋盤は含まれません。
値引き交渉はご遠慮ください。
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
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